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顧客サービス

サロンの接客テクニック6つ|続けて通ってもらうためにできること

お客様に愛され続けるサロンの秘訣は接客にあり。顧客満足度を向上させる具体的なテクニックをご紹介。

SAiKYO BUSiNESS編集部(運営:合同会社SAi) 公開 2025年9月8日 更新 2026年9月19日 読了時間:7分

この記事の結論

リクルートの美容センサス2026年上期では、女性の68.9%が「基本的に1つのサロンを使い続けている」と答えている。続ける理由の上位は「ネット予約できる」33.6%、「自宅から近い」30.6%で、初回に重視した点には「料金が明確」25.3%が入る。施術時間は実際が平均81分、理想が76分。接客でできることは、最初の5分のカウンセリング、会話の量をお客様に合わせること、前回の記録を使った個別の対応、会計時の次回予約の提案、クレームへの最初の対応、スタッフ全員で手順をそろえること、の6つ。リピート率は、他店と比べず、自店の数字を毎月記録して比べる。

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美容サロンにとって、新しいお客様に来てもらうことも大切ですが、来てくれた方に続けてもらうことはもっと大切です。リクルートの美容センサス2026年上期では、女性の68.9%が「基本的に1つのサロンを使い続けている」と答えています。一度選んでもらえれば、長く通ってもらえる業種です。

同じ調査で、いまのサロンを続けている理由の上位は「ネット予約できる」(33.6%)と「自宅から近い」(30.6%)。初回に重視した点では「料金が明確」(25.3%)が上位に入ります。特別な演出より、通いやすさと分かりやすさが土台です。そのうえで、接客でできることを6つ紹介します。

1. カウンセリングで信頼関係を築く

最初の5分が勝負

お客様がサロンに入店してから最初の5分間は、信頼関係を築く上で最も重要な時間です。

実践ポイント:

  • 笑顔で温かい挨拶を心がける
  • お客様の名前を呼んで声をかける
  • 「お疲れ様でした」など労いの言葉をかける
  • 荷物の置き場所やお手洗いの場所をご案内

的確な質問で悩みを引き出す

単に「どうされますか?」ではなく、具体的な質問でお客様の本当のニーズを探りましょう。

効果的な質問例:

  • 「普段のスタイリングで困っていることはありますか?」
  • 「どんな印象を与えたいですか?」
  • 「お仕事やライフスタイルで気をつけることはありますか?」
  • 「前回の施術から気になることはありましたか?」

お客様の言葉を復唱する

お客様が話した内容を復唱することで、「しっかり聞いてくれている」という安心感を与えることができます。

例: お客様:「忙しくて朝のスタイリングに時間をかけられないんです」 スタッフ:「朝のスタイリング時間を短縮したいということですね」

2. 施術中のコミュニケーション

適度な会話で居心地の良い空間を作る

お客様の性格や気分に合わせて会話量を調整しましょう。

コミュニケーションのコツ:

  • お客様が話しやすいトピックを選ぶ
  • 個人的すぎる質問は避ける
  • 相づちを適切に入れる
  • 沈黙も大切にする(リラックスしたい方もいるため)

施術説明で安心感を与える

何をしているかわからない状況はお客様に不安を与えます。

説明のポイント:

  • 「今から○○をしますね」と事前に伝える
  • 「少し熱く感じるかもしれません」など感覚について説明
  • 「痛みはありませんか?」と定期的に確認
  • 施術の目的や効果を簡潔に説明

3. お客様一人ひとりに合わせたサービス

顧客情報を活用した個別対応

リピーター様には前回の情報を活かした接客を心がけましょう。

記録しておくべき情報:

  • 好みのスタイルや施術
  • アレルギーや肌の状態
  • ライフスタイルや職業
  • 家族構成(お子様の話など)
  • 趣味や興味のあること

季節やイベントに合わせた提案

お客様の生活に寄り添った提案で満足度を向上させます。

提案例:

  • 梅雨時期:湿気対策のスタイリング方法
  • 結婚式前:特別なケアメニューの提案
  • 夏前:紫外線対策のアドバイス
  • 年末:疲労回復メニューの提案

4. アフターフォローの重要性

次回予約の提案タイミング

施術直後の満足度が高い時が次回予約獲得のベストタイミングです。

効果的な提案方法:

  • 「今の状態をキープするには○週間後がおすすめです」
  • 「次回は○○のメニューもいかがですか?」
  • 「お忙しいと思いますので、今予約しておきませんか?」

ホームケアのアドバイス

サロンでの施術効果を長持ちさせるアドバイスは、お客様にとって価値の高い情報です。

アドバイス例:

  • 使用する製品の説明と使い方
  • 自宅でできる簡単なマッサージ方法
  • 避けた方が良い行動やケア方法
  • 次回までの過ごし方

5. クレーム対応で関係を深める

初期対応が最重要

クレームが発生した時の初期対応が、その後の関係を決めます。

対応のステップ:

  1. 傾聴:まずはお客様の話を最後まで聞く
  2. 共感:お客様の気持ちを理解し寄り添う
  3. 謝罪:不快な思いをさせたことを謝罪
  4. 解決策提示:具体的な改善策を提案
  5. フォローアップ:後日状況確認の連絡

クレームを改善のチャンスに変える

適切に対応されたクレームは、お客様との信頼関係をより深めるきっかけになります。

6. スタッフ教育で全体のレベルアップ

定期的な接客研修

月1回程度の接客研修で、サロン全体の接客レベルを向上させましょう。

研修内容例:

  • 基本的な接客マナーの確認
  • ロールプレイング練習
  • 成功事例の共有
  • お客様からのフィードバック検討

接客の標準化

スタッフによって接客レベルにばらつきがあると、お客様の満足度に影響します。

標準化のポイント:

  • 基本的な接客フローの統一
  • 使用する言葉遣いの統一
  • サービス内容の統一
  • 情報共有の仕組み作り

まとめ

続けて通ってもらうには、技術力だけでなく、お客様一人ひとりに合わせた丁寧な接客が必要です。

特に重要なのは:

  • カウンセリングでの信頼関係構築
  • お客様の個性に合わせた対応
  • 継続的なアフターフォロー
  • スタッフ全体の接客レベル向上

これらのテクニックを実践することで、お客様に「また来たい」と思ってもらえるサロンを目指しましょう。顧客満足度の向上は、必ずサロンの成長に繋がります。


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よくある質問

Q. お客様がサロンを使い続ける理由は、何ですか?

美容センサス2026年上期では、女性は「ネット予約できる」33.6%、「自宅から近い」30.6%が上位でした。接客の前に、予約のしやすさと通いやすさが土台になっています。接客は、そのうえで「この店でなければ」と思ってもらうための上乗せです。

Q. 施術中は、たくさん話しかけたほうがいいですか?

お客様によります。最初に「今日はゆっくり過ごされますか、それともお話ししながらにしますか」と聞いてしまうのが確実です。雑誌やスマホを見始めたら、会話は控えます。好みは記録しておき、次回に引き継ぎます。

Q. 次回予約は、いつ提案すればいいですか?

仕上がりを一緒に確認した直後か、会計のときです。「この状態を保つなら○週間後が目安です」と、理由を添えて時期を伝えます。その場で決められない方には、目安の時期にLINEで案内を送ると伝えておきます。

Q. リピート率の目安は、どれくらいですか?

業界で統一された測り方がないので、他店の数字とは比べられません。新規のお客様のうち、決めた期間(たとえば3か月)のうちに2回目の来店があった割合を、自店で毎月記録して、先月や前年と比べてください。

参考にした資料

この記事について

SAiKYO BUSiNESS は、合同会社SAi(東京都千代田区)が運営する、店舗・サロン経営者向けのメディアです。店舗向けの業務システムと集客ツールを開発している立場から、現場で使える内容を書いています。数字には出典を付け、内容は定期的に見直しています。運営者情報

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